手作り石鹸に精油を入れるタイミング実験1
先日、ハンドメイド石けんマイスターの講習で出された宿題の石鹸を作りました。
今まで試した事がなかった、鹸化させる前のオイルに精油を混ぜる方法にして、そのオイルを更に1週間寝かせて石鹸を作ったところ、香りも良くペットボトルを振った時にできた、とっても小さな気泡ができた以外に問題はありませんでした。
『ほぉ〜、精油の香りって案外飛んだり、変色したり、トレースにも作用しないんだ』と思い、更に試してみました。
そしてこうなりました・・・↓
数ヶ月前に作ったレシピと全く同じ内容で、精油にはヒバを2%入れていました。
今回も同じ様にヒバ精油を2%オイルに漬け込んで作ってみたところ・・・
苛性ソーダ水と合わせた途端、なんだか様子がおかしい。
だいたいピュアオリーブ・パーム・パーム核だけで作る石鹸と同じような色になるはずなのに、オプションに蜂蜜を入れた時の様な色にみるみる変化していきました。
しかも!!
おそらく1分くらいでトレースが出たのかな?!
いくらなんでもこのまま型入れできないと思い、ギリギリまでぐるぐるして型入れ。
それでもきっと3分くらい。
数年石鹸を作っていますが、こんな事は初めてでした。
作り慣れたレシピだから、考えられる原因は精油を入れるタイミングしかありません。
精油も毎回、同じブランドの精油を使ってるし・・・
とにかく激早トレースで心配だったため、48時間保温をして保温箱の中の温度と室温がだいたい同じになっている事を確かめてから24時間、ソーダ灰防止のラップをはずして乾燥。
型出ししようと思ったら・・・・今度は出ない!!
夫がやっても出ない!
あれもこれも試してみましたが結局出ないし、モールドから透けて見える断面図を見てもまだらでちゃんと混ざってないように見えるんで、廃棄すると決めてしばらくお湯に漬けて少し溶かしてから型出ししました。
実際、底蓋すら取れなかった方のモールドをお湯の中ではずした時、そこに敷いていたラップの一部がね、ちょうど石鹸ダネを流した位置くらいですよ、その辺りのラップがレンチンしすぎてペッタリくっついちゃったみたいになってて、楕円形に剥がれておりました。
私ぐるぐるしてる時は何度もボウルに触れて石鹸ダネの温度をチェックするんですけど、温度はいつもの温度くらいだったので、あのラップも明らかにおかしかった。
いやぁ〜〜〜、マカデミアナッツオイルを1000gバッチの半量(500g)入れていたのでガッカリでした。
もったいないわぁ〜〜〜〜(●⌇ຶ ཅ⌇ຶ●)
精油の種類によって、オイルに先入れできる精油とできない精油があるのかな?
青森ヒバ精油の抽出部位は心材のはずなので、心材系の精油はだめとか??
痛手を負ったのに、次に作る石鹸も精油をオイルに先入れしてみよう!と、更に違うレシピと精油で作ってみました。
つづく