なずらいふ

Mac・iPhone・Evernoteをこよなく愛す手作り石鹸ママのブログ

カフェ・ドサ・ボンさんのココナッツオイルについて【その1】

この前、カフェ・ド・サボンさんに問い合わせメールを送りました。

カフェドサボン



なぜに?

身体用ココナッツオイル高配合の石鹸を作りたかったから。


一般的に『ココナッツオイルは刺激が強いから20%以下の使用がいい』と見かける事が多いです。

そんな中、ココナッツオイル高配合の石鹸を作られて、使用しても何の問題もないという記事も見かけます。

その逆もあり『使ったらピリピリした』『肌刺激があって自分には合わない』という記事もあるし・・・

Taoさんのレシピなんかは基本20%以上のものが多いですね。


海外からの輸入食品店で売られているココナッツオイルは別として、日本の規格に適したココナッツオイルを販売する場合は『輸入したオイルを再精製して、遊離型カプリル酸をほぼ除去してある』そうです。

だから『日本の油脂会社が販売している物は大丈夫だ』と結論付けている記事も見かけます。


いろんな情報が錯綜していますよね。


今のところ、資生堂さんのミニコラムとゆりくまさんの記事を元に、私の軸となっているのがこの2つ。


1. 遊離脂肪酸も石鹸化させるので、あまり気にしなくていい

2. 一番刺激が強いとされるラウリン酸は、pH9.5〜pH10.5ではほとんど
  刺激がないから、作った石鹸のpHがこの範囲内なら気にしない


ようするに『遊離脂肪酸が除去されてないココナッツオイルでもOK』という結論です。


作った石鹸の熟成期間が終わると全てpHを調べてみるんですけど、私が作っている石鹸はどれもpH9.5〜pH10です。

なのでOKという判断をしています。


とは言え、20%以上配合する事ができなかった慎重な私は、石橋を叩いて渡る感じでよく使っているカフェドサボンさんに問い合わせたわけです。

そんで、頂いた返信がこちら↓

ーーーーーーー 一部返信内容を転記 ーーーーーーーーーーーーーーーー

精製ココナッツオイルは遊離脂肪酸は除去されておりません。

脂肪酸組成(含有率)】

・精製ココナッツオイル

カプロン酸    0.3

カプリン酸    5.5

ラウリン酸    5.1

ミリスチン酸 46.4

パルミチン酸 10.1

ステアリン酸  3.4

オレイン酸    8.0

リノール酸    1.8

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こんなに親切に教えて頂きました♪


まず明白だったのが

カフェドサボンさんのココナッツオイルは遊離脂肪酸は除去されてない。

という事です。


ただ、この脂肪酸組成(含有率)が、私にとって意外だったので記事にしてみました。



なんだか長くなりそうなので、続きは次回に…